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ビエケス、平和の騎手達、釈放される

プレスリリース
2000年8月4日
「ビエケス、平和の騎手達」のメンバー2人が今日3日間にわたる裁判の後、釈放された。保釈金支払を拒んだために28日間拘留されていたガシール・スードは不法侵入罪に関して有罪と認められすでに拘留されていた日数分の禁固刑に処された。彼は12ヶ月の保護観察を受けビエケスへの渡航が禁じられる。ガシールは12ページにわたる自ら書いた陳述書を読み上げた。ラフィッテ裁判官は彼の雄弁さを賞賛したものの、内容については有効なものとは認めなかった。もう一人の騎手ジョニー・アルベイロは同じ容疑に関して、「合理的な疑いを超えるとは認められなかった」ために無罪となった。同じ容疑の他の3人の騎手は保釈を受けていたが、本日の公判には出席した。

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重要なお知らせ!

プエルト・リコ、ビエケスの核爆弾事故、連邦政府の隠蔽工作

プエルト・リコのテレビ局WAPA TVは1995年の2月、「ノティチェントロ4」という報道番組において「警告!緊急事態だ!」という特別番組を放映し、その中で歴史によって確証されている事実、すなわちプエルト・リコ、ビエケスに合衆国海軍が駐留している事実から生ずる問題点、ビエケスにおいて彼らが行っていることの結末について暴露した。
著名なレポーター、ペドロ・ロサ・ナレスによる特別番組「警告!緊急事態だ!」はプエルト・リコ駐留合衆国海軍の最高司令部を激怒させた。彼らは連邦通信審査会に対してこのテレビ局のライセンスを剥奪させようとしたくらいだ。海軍はまたペドロ・ロサ・ナレスにスパイ防止法の嫌疑をかけようともしたが、これは合衆国司法省には取り上げられなかった。
調査の過程でこのレポーターは60年代中葉にビエケスで発生した核爆弾事故について明らかにしてきた。特別番組の放映から5年後の今、「ノティチェントロ4」はビエケスにおいて実際に核爆弾事故が発生したこと、そして海軍を含む合衆国政府がこの事実を隠蔽したことを裏付ける新たな証拠を入手したのだ。
2000年8月9日水曜日午後5時からWAPA TV「ノティチェントロ4」で放映される「警告!緊急事態だ!(2)隠蔽工作を暴く!(第1部)」という重要で力強い特別報道番組を決して見逃さないように!同シリーズは8月10日木曜日午後5時(第2部)、8月11日金曜日午後5時(第3部)と、続けて放映される。
プエルト・リコ在住の方には同番組を録画されることをお勧めする。プエルト・リコ外の方はこの特別番組をその夜同時にまたは後でインターネットで見ることができる。「ノティチェントロ4」のウェッブサイトhttp://noticentro.coqui.netにアクセスされたい。再生にはサウンドカードのほか、ストリームワークス(Streamworks)というソフトが必要だが、これは「ノティチェントロ4」のウェッブサイトからインストラクションにしたがってダウンロードできる。

放映された番組の台本は、
「警告!緊急事態だ!(2)隠蔽工作を暴く!(第1部)」
「警告!緊急事態だ!(2)隠蔽工作を暴く!(第2部)」
「警告!緊急事態だ!(2)隠蔽工作を暴く!(第3部)」

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ビエケス、平和のための市民的不服従の女性達

11人のビエケス人を先頭に32人の女性たちが合衆国海軍による立ち入り制限区域に、日曜日の夜侵入した。海軍のきわめて厳重な警戒態勢をぬってこの女性たちは彼らの基本的な権利、生命と健康と平和への権利を主張することに成功した。この女性たちには働く女性、宗教団体の女性、労働組合の女性のほか、主婦、会社員、レスビアン運動のリーダーなど、ビエケスやプエルト・リコのさまざまな分野の代表者が含まれていた。
立ち入り制限地域に入った後、彼女たちはビエケスの人々の平和への欲望を表現する祭典を行った。民族的アイデンティティーを示すものとして、プエルト・リコの旗が広げられ、海軍の撤収を求めるビエケス人の統一した意思を示すものとしてビエケスの旗が掲げられた。環境の汚染、人々とりわけ子どもたちの健康をむしばむ毒物、漁業によって生計を立てる人々の困難な状況、デビッド・セインズをはじめとする、60年間にわたる合衆国海軍のビエケス駐留によって犠牲となった人々の流した血、それらを表象するシンボルたちが、掲げられた。
グループのスポークスウーマン、いずれもビエケス人のノーマ・トレスとカルメン・バレンシアはこの日の行動は、ビエケスにおける海軍に反対する闘いにおいて、市民的不服従の行動という方法の正当性ならびに有用性を改めて再確認するものであると述べている。「プエルト・リコ本島の姉妹たちとともに、私たちはこの抗議行動を行った。それは海軍が不可侵のものでないことを改めて証明した。ビエケスは私たちの故郷であり、私たちの子供達の故郷であるから、そしていつもそうであって欲しいから、だからこの行動を私たちは行ったのだ。」彼女たちは、このグループの3分の1がビエケス人で構成されていることを強調した。
彼女たちは、この行動は女性たちの中に新たなレベルの意識が生まれていることを示しており、とても勇気づけられると結論づけた。
この運動を組織しようとするビエケスの女性たちの活動はビエケスでもプエルト・リコ本島でも連帯運動の中で活動している幅広い女性の支持を集めている。ビエケス女性連合はまた市民的不服従行動を組織する上で重要な役割を果たしてきた。
活動家たちはビエケスとプエルト・リコのすべての女性たちに、この「赤ん坊の島」の平和のための闘いに参加することを求めている。
2000年8月7日
ビエケス、プエルト・リコ

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http://dailynews.yahoo.com/h/ap/20000807/pl/puerto_rico_navy_bombing_2.html
8月7日3:45(東部標準時)

合衆国海軍のバスを追いつめるプエルト・リコ人たち

クリス・ホーレイ(AP)
サン・フアン(プエルト・リコ)(AP)月曜日、プエルト・リコでは抗議者達が合衆国海軍のバスを追跡して機動隊ともみ合い、また、沖合のビエケス島では爆撃演習再開を阻止しようとした女性32人が当局に逮捕された。
月曜日の夜明けに逮捕された女性達は、すでにビエケスの軍事演習場に侵入して、ただちに拘束された何10人もの抗議者達に引き続くものである。 ホセ・L・ベラルド巡査部長によると、非拘束者を移送するバスがキャンプを出発するや否や、80人ほどの新たな抗議者達が車に乗り込みバスを追跡しはじめたとのことである。
バスを誘導していた警察官は、検問を行っていた部隊に援軍を要請した。
「20から25台の車がバスを追跡していた。とても緊張した状況だった。」とベラルド巡査部長は述べている。
抗議者達の主張するところによると、警官は退職教師のルス・リギジュさんを地面に投げ飛ばしたとのことである。ベラルド巡査部長によれば、ビエケス前市長の夫人であるリギジュさんが不満を述べていたことは確かだが、彼自身はその現場を目撃していないとのことである。
ベラルド巡査部長によると、地元の警察が介入した後は群衆は解散したとのことである。
機動隊は抗議者達がバスとパトカーに向かって自動車オイルを投げつけたと報告しているが、機動隊の司令官からの確認は取れなかった。
この事件は合衆国海軍のハリー・トゥルーマン艦隊の演習行動が続けられる中で起こった。先週からジェット機が射爆場に模擬弾の投下をはじめている。船舶からの不活性弾の発射演習もまもなく開始され、8月24日まで続けられるもよう。
海軍の駐留に対する住民の怒りは昨年ジェット機が2発の爆弾を目標を誤って投下し、爆撃演習場の民間人警備員が死亡した事件以来燃え上がっている。
抗議者達は連邦当局の職員によって5月4日に排除されるまでほぼ一年間にわたり爆撃演習場に立てこもっていた。海軍はビエケス島の3分の2の面積を占有している。爆撃演習場は住居地域からおよそ10マイルのところに位置しており、面積は900エーカー、島の東端にその総面積の3%以下の土地を占めている。
プエルト・リコ政府の報告によれば、60年間にわたる軍事演習は島の経済を停滞させ、環境を害しているとのことである。
海軍は環境破壊の事実については否定し、ビエケスにおける実弾演習は紛争地域における人命救助にとって必須の演習であると主張している。
クリントン大統領とプエルト・リコ政府との間の合意によれば、海軍は模擬弾による演習を再開し、住民投票が実施されるまでの間これは継続される。投票の結果、もし住民が撤去を求めれば海軍は2003年5月までに撤収しなければならない。

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治安判事ユスト・アレナス氏は昨日(8月8日)、市民的不服従の行動の一環として立ち入り制限区域に入った青年11人の一人一人に対して一万ドルの保釈金を設定した。これはビエケスの民衆の平和運動に対する前例のない抑圧である。このような軽微な犯罪に対してこのような過大な保釈金を要求するのはまさにプエルト・リコの連邦裁判所が、侵略者を保護する一方で自由の戦士を獄中につなぎ、こうしてプエルト・リコのさまざまな問題の中で海軍の利益を優先して扱っていることをいかんなく示している。
治安判事ユスト・アレナス氏に今すぐ電話しよう![787-772-3191]権限を濫用したこの決定に対するあなたの反対を表明するために。

ホルヨーク市、海軍のビエケスからの即時撤退を求める決議を可決

「プエルト・リコ人の権利のための全国会議(NCPRR)マサチューセッツ支部」はここに、ホルヨーク市が2000年8月1日、「ビエケスの平和」決議を可決したことを報告する。ホルヨークの市議会は同決議を賛成12反対1で可決した。
市会議員のフアン・クルス氏およびディオスダード・ロペス氏は、海軍のビエケスからの即時撤退を求めたこの決議に対するホルヨークのプエルト・リコ系住民の圧倒的な支持を受けたと語っている。
ホルヨーク市は「ビエケスの平和のためのマサチューセッツ連帯ネットワーク」に加盟する「すべてのスプリングフィールドはビエケスとともに」、「アムハースト・ビエケス行動委員会」、「NCPRR」など数々の団体の強力な支援を受けた。これらの団体は同様の決議をケンブリッジ、ローレンス、スプリングフィールド、ボストン各市およびアムハースト町において可決させることにすでに成功している。
「NCPRR」の「ビエケスの平和」決議要求活動はワーセスター、チェルシー、リンなどのマサチューセッツ州の市、町で同様の決議を可決させるよう続けられる。「NCPRR」はまたダイアン・ウィルカーソン上院議員の協力を得て州規模で「ビエケスの平和」決議を求めるために活動している。さらに、「NCPRR」は州各地で開催される例えばボストンのロイザ・フェスティバルなどのお祭りでも「ビエケスの平和」に焦点を合わせることを推奨している。また、2000年7月30日にボストンで行われるプエルト・リコ・フェスティバルの一部をなす「ビエケスに平和を・マーチ」、2000年9月22日ワシントンDCホワイト・ハウス前で開かれる「ビエケスの人々と連帯する国民連帯の日」のような、海軍のビエケスからの即時撤退を求めるマーチやデモにも参加する。
更なる情報は、電話 NCPRR 617- 522-6375

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2000年8月3日
プレスリリース

ビエケスにおける演習再開に反対する抗議行動、海外代表の訪問

合衆国海軍がビエケスにおいて軍事演習を開始する今日、この街の人々は、プエルト・リコ、合衆国やその他の国々からの連帯の使節を招いて、抗議行動、集会の集中したスケジュールを開始した。
ビエケスの人々は今夜、ビエケスの救援と発展のための委員会(CRDV)主催の人民集会を海軍のキャンプ・ガルシアのゲート前で開催する。海軍の駐留を終焉させるために努力を傾けてきたビエケスのグループ達は、演習を阻止し、報道機関の注目をビエケスに集めるための地域ぐるみの計画の最後の仕上げをすべく、たくさんの集会を含む多忙な日程を開始したのだ。
プエルト・リコのアガディジャ、カイェイの町からビエケスの闘いに連帯を示しにやってきた代表団は今週末を「平和と正義のキャンプ」で過ごす。「すべてのプエルト・リコはビエケスとともに」実行委員会の役員達はビエケスの地域運動団体の代表達と土曜日に会合を持つ。
今週、合衆国空軍の爆撃演習に反対して闘っている韓国の住民運動のリーダー達と、新聞記者達がビエケス入りする。この訪問は合衆国軍隊の横暴により苦しめられているアジアの人々と、ビエケスの闘いとの連携を深めることになる。CRDVは沖縄、ハワイ、フィリピンなど、深刻な軍による環境汚染をこうむり、軍の駐留によって市民的権利と人権が日常的に踏みにじられている地域の団体と定期的な連絡を取っている。
8月の半ばに平和団体とビエケスの非軍事化と環境浄化のために献身している人々の2つの代表がこの島に到着する。「和解のための仲間たち」と「平和と正義のためのカリブ海域プロジェクト」はいくつかのアジアとラテンアメリカの代表をプエルト・リコとビエケスの招待するために調整を行っている。もう一つニューイングランド(バーモント、ニューハンプシャー、コネチカット)からビエケスを支持するプエルト・リコ人および北米人からなるグループが到着する。
連絡先:イスマエル・グアダルペ Ismael Guadalupe 741-2304
ロバート・ラビン Robert Rabin 741-0716 o celular 375-0525
ビエケスの救援と発展のための委員会
PO Box 1424 Vieques, Puerto Rico 00765
(787) 741-0716 E mail: bieke@coqui.net

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2000年8月3日
プレスリリース

反軍事演習抗議行動を準備するビエケスの人々

ビエケス、プエルト・リコ:ビエケスの救援と発展のための委員会(CRDV)は今夜7時、当地の海軍射爆場の入口となっているキャンプ・ガルシアのゲート前で人民集会を行うことを提案している。この行動は、本日開始され今月24日まで継続される予定の軍事演習を糾弾する地域行動の開始を意味するものとなろう。ビエケス女性連合、ビエケス青年組合、野党政党、カトリックおよびメソジスト派の教会、ならびに何百人というビエケス市民が参加するだろう。
「この人民集会は、ここ平和と正義のためのキャンプで我々が採用してきた、我々の地域社会そのものが軍の駐留に対する、とりわけ今回軍の高官によって発表された爆撃再開の通知とそのためのいかさまに対する感情を表現することを可能にするようなメカニズムなのだ。」とCRDVスポークスマンのロバート・ラビン氏は語っている。
昨日海軍は週刊計画表と漁民と小型船舶所有者に対する警告をいつもの場所に貼りだした。海軍省の文書とその添付地図には、8月4日から6日までの帰還午前11時から午後11時まで、「ビエケス近海の海域において人員、船舶、漁業関連設備に対して危険を伴う海軍の活動」についての警告が掲載されている。
ビエケスの漁民、プエルト・リコ本島や合衆国からの支援者の組織、個人とともに、CRDVは海軍の演習を阻止し、プエルト・リコや合衆国、さらに国際的にも、もう一度メディアがその関心をビエケス人民に対して海軍が行っている犯罪について向けるような連続行動を実践するであろうと、ラビン氏は語っている。
ラビン氏によると「ビエケスの軍事および民間セクターを隔てるために海軍が作った小さなベルリンの壁にもかかわらず、我々は過去何週間にもわたって立ち入り禁止区域に偵察のために侵入することに成功しているし、これらの立ち入りの行動や他の平和的な市民的不服従の行動は、演習期間中さらに強化されるだろう。」とのことである。
連絡先:ニルダ・メディーナ Nilda Medina 741-0716 またはイスマエル・グアダルペ Ismael Guadalupe 741-2304

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August 3, 2000

ビエケスにおける爆撃再開に抗議して、ティト・カヤク、獄中にてハンストを開始

アルビス・カンポ先生は「監獄に入ってしまったら、そして、死んでしまったら何も運動に貢献することができない」というが、私はそうは思わない。
私は確信している。私は自分がどこにいようとも、私は自分の闘いを背負っている。たとえ自分自身の「自由」が否定されていても、正義のふりをする不義のシステムに闘いを挑み続ける。
獄中にいるというこの隔離状態は、ビエケスとその環境を守るためにかけた私の献身について深く思い返してみる時間を与えてくれた。
考えれば考えるほど、ますますこの闘いは正当なものなのだと私には思えてきた。
ファハルドからビエケスへのフェリーに乗るために旅をしていたとき、ある朝私は自問自答したのを覚えている。「ビエケスの人々が全員一致で爆撃を受入れたら、君はどうするつもりか?」私は答えた。「たとえ声なき土地も投票権を有するし、たとえ私一人しかそうしなかったとしてもその土地は防衛されるに値する。」私はすべての亡くなった人々や子供達を思い出した。こんな想念に頭を巡らせている間に私はターミナルに到着した。子どもを抱いた一人の若い母親が私に言った。「ティト、ありがとう。よくやってくれた。私は自分では行けないし、あなたの私の息子のためにもやってくれたのよ。」ビエケスにおける軍事演習の再開発表に際して、私は獄中から戦いを継続することを決意した。私は創造主に信頼し、明日昼12時から演習再開が実現しないことを願って精神的な断食に入る。もし演習が再開されたら、私はハンスト開始を宣言する。
私の家族には、どうか心配しないよう伝えてほしい。私は大丈夫だから。
ビエケスの人々へ、私はあなたたちを愛している。あなたたちはいつも私のそばにいて、そして私はあなたたちすべてのそばにいる。
2000年7月31日午後7時プエルト・リコ、グアイナボ、首都拘置所にて
アルベルト・デ・ヘスス
合衆国海軍はビエケスから撤収せよ!ビエケスに平和を!

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8月3日8:38(東部標準時)

合衆国海軍、ビエケスで演習を開始

ジェイムス・アンダーソン(AP)
サン・フアン、プエルト・リコ (AP):合衆国海軍はプエルト・リコ、ビエケス島で木曜日2順目の爆撃演習を開始した一方で、演習に反対する活動家4人が射爆場内部で拘束された。
独立党所属のマニュエル・ロドリゲス・オレジャナ上院議員およびビクトル・ガルシア・サン・イノセンシオ下院議員、長老派のルイス・アセベド師、トゥルヒジョ・アルトの市長候補ハイメ・ネグロン氏は合衆国治安判事の召喚を受けてプエルト・リコの海軍基地に連行されたとジェフ・ゴードン海軍少佐は述べた。
独立党副総裁フェルナンド・マルティン氏は、6月の海軍演習のさなか100人以上の党員を逮捕した合衆国当局の「残虐さと狂気」に抗議していたと述べた。
15隻の船舶と1万2千人の兵員を擁するハリー・S・トゥルーマン艦隊は航空、海上、潜水艦による訓練をビエケスおよびその隣接海域で開始したとゴードン氏は述べた。地中海およびペルシャ湾への6ヶ月間にわたる配備に備えたこの演習は8月24日に終了する。
プエルト・リコから7マイル離れたビエケス島の海軍施設の外側では、約30名がデモを行っている。射爆場はビエケスの東の端に位置しており、住居地域からは8ないし10マイル隔たっている。
昨年の射爆場での民間人警備員が死亡した爆撃事故以来、活動家、市民、地域の教会、あらゆる潮流の政治家達が、海軍に対し演習場を明け渡すことを要求している。
何十年にわたる爆撃は地域の発展や観光産業の育成を阻害し、環境を著しく破壊し、健康障害をも生みだしてきた、と非難する人もいる。海軍は合衆国軍の臨戦態勢の準備のためにはビエケスは必須であると主張する。
6月のジョージ・ワシントン艦隊の演習中には200人以上の人々が不法侵入により逮捕され、また9人の船員が怪我をした。被逮捕者のほとんどは保釈の要件としてビエケスに戻ることを禁じられている。3人の市長候補者、上院議員候補者一人を含む10人の活動家が木曜日、被拘束期間にあたる懲役刑を宣告され、一年間の保護観察下に置かれている。
日曜日にはサン・フアンの合衆国陸軍ブキャナン要塞の外側でのデモが呼びかけられている。
クリントン大統領は、ビエケス住民が来年に予定されている住民投票により海軍の撤収を求めるか否かを決定するまで、ビエケスにおいては模擬弾を使用することを海軍に命じている。

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平和を求める芸術家達、ビエケスの合衆国海軍による立ち入り制限区域に入る

2000年8月29日
ビエケスの救援と発展のための委員会
P.O. Box 1424 Vieques, Puerto Rico 00765
Telefax (787) 741- 0716 e mail: bieke@coqui.net
プレスリリース

私は信じる、そして創作する:平和を求める芸術家達、ビエケスの合衆国海軍による立ち入り制限区域に入る
ビエケス、プエルト・リコ:2000年8月28日、ビエケス島の合衆国海軍による立ち入り制限区域に一群の画家、俳優たちが侵入した。これらの芸術家達は「わたしはビエケスを信じる」というタイトルの劇を演じた。彼らは60年間にわたる軍事演習によって合衆国海軍が破壊してきた景観の決定的な重要性を強く主張している。この破壊によって景観のみならず、ビエケスの人々の精神的、肉体的な健康に甚大な打撃が加えられてきたのだ。
彼らはこの「イスラ・ネーニャ(赤ん坊の島、ビエケスのことをさす)」の景観を描いた巨大な壁画を作成し、そこにこのように宣言した。「道義的な観点から、この景観はかつて、そしてこれからも、芸術的な創造の決定的な源泉であり続ける。」芸術家と俳優たちは二つのグループを形成している。一つのグループは市民的不服従行動として立ち入り禁止区域に入り、他のグループは外部からサポートを行う。サポートグループの方は、ビエケスの景観を描いた壁画とともに、有名なピカソの「ゲルニカ」をもとにビエケスにおける海軍駐留のもたらす深刻な状況を強調した壁画を作成した。
軍の警戒をものともせずに立ち入り禁止区域に今朝方夜明けとともに侵入した芸術家達は、ラファエル・トレジェス、ルイス・アロンソ、パルマ・トッド、マルタ・ペレス・ガルシア、エレス・アダスメ、グスターボ・カストロダッド、俳優たちはカルロス・エステバン・フォンセカ、クリスチーナ・ソレール、アントニオ・ソトマヨールである。サポートグループは俳優たちのマガリ・カラスキッジョ、ヘオルギーナ・ボーリ、マリツァ・ペレス・オテロ、ロサベル・オトン、テレサ・エルナンデス、プッチ・プラトン、イネアベージェ・コロン、ジャミル・コジャーソ、ビルマ・マルティネス、ペペ・ルゴ、カルロ・ダティーリと画家のタオ・フェルナンデス、プロデューサーのペドロ・ムニス、通信技術者としてサイダ・カストロ・メオーからなる。ビエケスの芸術家ミルナ・パガン、フアン・シルバも参加した。
プエルト・リコ本島からはラファエル・トゥフィーノ、アントニオ・マルトレール、アントニオ・マルドナード、アウグスト・マリア、ロレンソ・オマール、ミルナ・バエス、ルイス・エルナンデス・クルスなどの著名な芸術家達がこの宣言に対し連帯を表明している。
これらの芸術家達は「ビエケスの救援と発展のための委員会」ならびに「平和と正義のためのキャンプ」の実務的な支援を受けている。この行動が、ビエケスの平和をめざし、島の非軍事化、汚染除去、土地の返還、「自由ビエケス」の持続可能な経済発展の要求のためにきわめて重要であることを多くのビエケス人が認識している。
ビエケス人民の平和に生きる権利、健康への権利、美的な福祉への権利を支持するこの行動は、海軍が軍事演習の再開を通告したその日に実行された。
連絡先:マリッツァ・ペレス・オテロ Maritza Perez Otero またはサイダ・カストロ・メオー Zaida Castro Meaux 741-0716, 741-0358
ロバート・L・ラビン・シーガルRobert L. Rabin Siegal
ビエケスの救援と発展のための委員会
Apartado 1424 Vieques, PR 00765
(787) 741-0716 cel. 375-0525

FUERA LA MARINA DE VIEQUES!「フエラ・ラ・マリーナ・デ・ビエケス!」海軍はビエケスから出て行け!