- エネルギー保存則
| PG(重力による位置エネルギー) | PE(弾性力による位置エネルギー) | K(運動エネルギー) |
A | 0 | 0 | 0 |
B |  | 0 |  |
C |  |  |  |
D |  |  | 0 |
- 位置x ( ただし、x
l ) におけるPG(重力による位置エネルギー)とPE(弾性力による位置エネルギー)の和を、P(x)とおくと、すなわち、
P(x)=PG+PE
とすると、
または、
となり、P(x)は、
で、極小値(最小値)をとることがわかる。
- 位置xにおける全エネルギーE(x)は、
E(x)=P(x)+K(x)
であるから、運動エネルギーK(x)が最大となるのは、P(x)が最小となるとき、
すなわち、
である。
速度vの大きさが最大となるのが、C点であるから、
ところで、「つりあいの位置」を、x=x0とすれば、
すなわち、
であるから、x0=xC、C点は「つりあいの位置」であることがわかった。
- xDを求めたい。P(x)=0 ( ただし、x
l ) となるxを求めればよい。
となり、CD間の距離は、BC間の距離より少し長いことがわかる。
これは、自然長Bの時点ですでに、運動エネルギーK=
をもっていたからで、
BとDは、「つりあいの位置」Cに関して、「対称」とはならないのである。
- 横軸に距離をとって、各エネルギーのグラフを描くと、